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登場人物紹介

永原 涼香(ながはら すずか)

 

町立若桜吉川高等学校野球部監督。1985年6月14日生まれの33歳。

真面目思考の温厚な性格で表情も柔らかく、人当りがよいため他人との交流をもちやすい長所がある。

反面、幾分心配性で世話焼きなところがあり、相手に振り回されることもしばしば…。

兵庫県立播磨南高等学校から鳥取県の私立因幡大学に進学、総合科学部自然科学科に入学する。

この学科は若桜町来見野に研究棟を兼ねるキャンパスをもっており、3年生から卒業までの2年間をここで学んだ。

人間工学を専攻する教授の科目を中心に選択し、自然環境が人体に及ぼす影響や運動効率を向上させる環境、

リハビリテーションに於ける最適な環境の整備など、人体と自然が相互に関わる問題について一年間学び、

4年生になってこの教授の研究室に所属できたことで卒業論文のテーマにして本格的に研究を始めた。

研究中は「あの子」(後に詳述)の紹介で別の大学の講師を勤める保健体育学修士からも機会を得て積極的に学び、

環境整備と人体そのものの両面から知識を蓄えていった。

大学卒業後、研究室の教授の紹介で鳥取県八頭郡八頭町(旧八東町)にある八東運動工学研究所に入所し、

以後は研究員として専門知識を活かすこととなる。

 

若桜吉川高校の野球部監督に就任したきっかけは、講師として高校に赴いたことにある。

・・・が、「あの子」もこの件に深く関わっている。

元々この研究所からは若桜吉川高校へ毎年一回・一ヶ月間特別講師として一人派遣しており、

(前身の県立丹比高校の時から続いている)

研究所入所後8年目に出番がまわり自らも出向くことになった。

そこで当時新設されたばかりの野球部を観る機会があり、顧問の教師に運動と体調の管理を中心に助言を行ううちに

すっかり​頼りにされてしまい、​高校から研究所に野球部のアドバイザーとしての協力要請が行われた。

そこで所長の発言である。「ならいっそのこと監督になってみてはどうかな?」

確かに新設されたばかりで部員は殆どが初心者揃い。顧問はいても監督は勿論いるわけがない。

しかし所長の口からそのような言葉が出てくるとは思う筈もなく、「ぇ?」と呆気にとられる外はなかった。

流石に冗談だろうと考えていたところで研究所に電話。涼香に来ていたらしく代わると忘れもしないお馴染みの声が。

「あー、えっとね? 話は聞いた? 勿論あたしも協力するよ~。

 …ぇ? あっちはどうするのって? あー、うん、なんか終わるみたい。」

右手を額に当てて溜息とともにうなだれる涼香。声の主は「あの子」だった。

当の所長も乗り気で、実は高校側もこの話を知っていた、というよりむしろ歓迎していたようで、

涼香は観念したようにこの要請を受けることとなった…というのが事の顛末である。

野球部監督としての指導方針は、時におだて時に諭すことで部員のやる気を引き出し、何より監督と部員がお互い

先輩後輩の間柄のように気軽に接することができる関係になることを重視している。

これは涼香本人が他校によくあるスパルタ的な指導に対して否定的な考えをもっていることに起因している。

また、練習や試合が終わった後の自由時間に於ける部員に対するカウンセリングにも力を入れており、

新たに生徒から女子マネージャーを二人採用することで部員のケアを円滑に進められる体制をとっている。

「あの子」

時々降って湧いたように現れる「あの子」。

ゲーム内プロフィール説明文では詳しく触れることはないが、名前は「永原 あやね」と言う。

​1984年2月29日生まれの34歳。涼香と同じく永原姓だが姉妹ではない。

​あっけらかんとした性格で何かとやらかすことが多いが、何故か憎めない特徴をもつ。

彼女の経歴については一切公にはされていないが、一応大学までは行っていたらしい。(本人談)

野球部監督経験者で、当初は愛媛県松山市(旧北条市)の愛媛県立北条柳原高等学校の野球部監督だった。

当時の監督名「よしなっすー永原」は彼女の登録名である。

(北条柳原についてはブログ「監督(中の人)のゲーム内経歴」参照)

涼香が若桜吉川高校の野球部監督に就任したのは2017年9月9日であるが、その10日前に北条柳原高校野球部の

将来的な廃部が正式に決定され、それに伴い北条柳原高校では野球部の廃部に向けた準備が始まろうとしていた。

そこでかねてより涼香の様子を密かに探っていたあやねは野球部が新設されて間もない若桜吉川高校に着目する。

ちょうど若桜吉川高校へは講師として涼香が出向いており、彼女がこの機会を逃す筈もなく。

​八東運動工学研究所に人脈があり、涼香にも紹介した保健体育学修士を使って(?!)どさくさに紛れて(?!)

『涼香を若桜吉川高校野球部の監督にしてしまおう作戦』を思い付きで(?!)決行。

結果は涼香の項で記した通りである。

涼香の若桜吉川高校野球部監督就任後は、涼香の裏方として部員のスカウト活動や他校偵察を主に行っている。

意外と(?)人を見る目があり、目に止まった人材については経歴から交友関係まで徹底的に調べ上げ、

実際に当人に接触すると野球や野球部に対する思いを聞き出した上で入部希望までこぎつける。

敢えて心理的な欠点やマイナス面をもつ相手をターゲットにするあたり、彼女のしたたかさが見て取れる。

悪く言えば「言いくるめ」とも言えそうではあるが…これで実際に即戦力級の部員を数人入部させている。

正に彼女の眼力と話術、そして監督である涼香の存在の賜物と言えよう。

​表舞台に出て来ることはごく稀ではあるが、そんな彼女にも若桜吉川高校野球部は支えられているのである。

女子マネージャー

若桜吉川高校野球部には「西海 有希子(にしうみ ゆきこ)」「村瀬 真梨香(むらせ まりか)」という、2人の女子マネージャーが所属している。

2人とも若桜吉川高校の生徒で、涼香が監督に就任するに先立ち校内での講義の合間に募集、応募してきた生徒から

選考して採用した。

採用の決め手になったのは、2人が将来スポーツ選手のサポートをする仕事を希望していたこと。

既に基礎的な知識があったことから、就任直後から保健体育学・自然環境科学・作業療法学・人間工学のそれぞれの視点で部員のケアについてのノウハウを涼香から部活動の中で実践しながら教わっている。

初めはぎこちなかった2人だが時が経つにつれ徐々に慣れてきており、部活動が休みの日にも涼香から講義を受けて専門知識を蓄えていることで将来のより効果的なサポートを期待されている。

この2人は2018年現在で3年生であり、既に就職先や進学先を考える時期に来ているのだが…涼香という最も身近な「師匠」がいることもあり卒業後も野球部マネージャーとして活動していくことも考えているらしい。

そのきっかけは2018年春季鳥取県大会でベスト4に残ったことで高校の知名度が飛躍的に上がったことにある。

涼香という異色の監督が率いる創部2年目のチームが勝ち上がったことで、他の強豪校にはない独特の指導方式が

高校内外から注目されるようになってきており、これは監督のみならずマネージャーにも及んでいる。

その中で新たなやりがいを見つけたのであろうか、将来の進路に少なからず影響を受けているようである。

ゲーム内で名前が出ることはまずないが、

涼香の「弟子」とも言えるこの2人も、若桜吉川高校野球部には欠かすことのできない存在であると言えよう。

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